なんか0歳から選挙権を認めるべき・・・という話がありましたが、まだまだ政治的判断がまともにできない子供に・・・それをやらせるのか・・・?という疑問があります。
まあ、ニュアンスは違うかもしれませんし、勘違いだったらすみませんですが、大人社会の責任や問題を「連帯」とか「同志」とかいう美辞麗句で、子供の立場が弱いことにつけこみ、自分達の主張を強化しようとする風潮がありますし、子供の政治参加みたいなのって、はっきりいえば左派の人々あたり(そういう手段が小狡いとも思ってもいない)が手を叩いて喜びそうな話ではあります。 でも、そういう所で、子供を騙して自分の戦争に使おうとする『日本子ども遊撃隊』という児童書のラスボスのような卑劣さが・・・と感じています。
まあ、私が今読んでいる『NO EASY DAY』というノンフィクションでも、特殊部隊の隊員が自分が倒したテロリスト(一応、ビンラディンです)を評する下りがあるのですが、「自分では戦いもしないくせに、「死んでくれ」といって人を送り出すのは信義にもとる」と書いています。こうした趣旨の言葉は以前もこの公開日記で書いたことですが、左派であれ右派であれ、まだまだ未熟で弱い子供達を自分の戦いに使おうとする大人は、そういう匂いがするのです。個人的に・・・。