極限状況下で、よく人の本性が露になるといいます。
ですが、こういう系の話において、興味深いポストを見ました。
まあ・・・ リンク先のポストで洋介犬先生が書かれているように、「平常じゃない」状態を「本性」というのは違うと私も思います。こういう所から、皮相な性悪説で凄惨な殺し合いを描いておけば、人間洞察が鋭いということになってしまう・・・みたいなことはよくあると感じています・・・。
こういう所から現実においても災害や戦争における虐殺や暴動を取り上げ、「これが人間の本性だ」 としたり顔で断じる風潮はあると思いますが、人間観がちょっと安直すぎやしないか?と・・・。それは本性じゃないでしょうと・・・。
だからこそ、(所謂)パニックやデスゲームものでは、皮相な残酷シーンをあまり強調して書かない作品が好きだったりします。例えば、『いつか緑の木かげで』とか、『バトル・ロワイアル』とか、『エンド・オブ・ザ・ワールド』とかだったりするのですが・・・。