今日は・・・2回目の更新となります・・・まあ・・・やっぱり書きたいことがありまして・・・ですね・・・。色々こっちも覚悟はしています・・・。
こちらの話ですが、オンライン美術館を開きたいという趣旨のポストを目にしたので、それについていっちょ噛みしたい・・・ということを最後に書いたと思いますが、試しに公式サイトを見ました。
・・・まあ・・・私もあんましクラウドファンディングがまだ始まってもない、サービスが開始されてもない状況で、足を引っ張るようなお気持ち表明するのは・・・とは、思いましたが、色々なギャラリーの企画展に出展・個展を開催させて頂いた身としては「ちょっと待てよ」と感じることが色々ありました。なんかそちらに出展される絵師さん達の心情を傷つけてしまうかもしれないし、そこら辺から生じているクリエイタースピリットみたいなものに冷水を浴びせてもいいのか・・・そんな後ろめたさや背徳感もありますが、やっぱり自分としては考えてしまうことは色々とあったので・・・。
(すみません、ここら辺の文章はこっちもオンラインイベント関係について無知だったので、一部を書き直しました)
これ、正直にいいますが、ネット上ではまともな組織が提供している作品販売・発表サイトも色々とありますし、リアルでも、(貸・企画を問わず)真っ当な運営のもとに成り立っている画廊や、オンラインイベントに関してもしっかりした主催者さんが数多く存在するので、創作作品をお客様に発表したい・売りたいというのであれば、そうした所をちょっと苦労をしてでも探した方がいいと思います。そっちのほうがハードルは高いし、コストも当然ある程度はかかりますが、それがなくてお金だけがもらえるという方が闇が深いと思います。
現代アーティスト崩れの自分がこんなことを書くのは果たしてどうか・・・と思いますが、現代アート業界やギャラリー経営に関して間違った認識で「夢」とか「情熱」とかいう言葉を声高に語り、結果として絵師さんとのアレコレ(金銭関係とか報連相関係とかです)で何かあったら責任とれるのか・・・?とか、 問われてるのは「覚悟」ではなくサービスを享受した側に対し、ちゃんと義務を果たせる能力(を備えている)の証明なのではないのか・・・?とか色々疑問が湧いてきまして・・・。なんか一番私の癇に障ったのは、そういう所からズレた画廊批判をしてたことですよ・・・。「そのお金(筆者注:作品売上ののマージン)があるなら画材購入やほかのことに使ってほしい」みたいな言葉は、「財政赤字なら紙幣を刷れば解決じゃん?そんなこともわからないのか?」と真顔でいわれてる気分になりました。ギャラリーは絵を借りている立場とか・・・アートコレクターになりたいとか・・・。当事者にいうたら、ちょっと怒られそうな感じですよ、これは・・・。
私だって大して学もないし就職もしてない分、色々とフラフラしている部分があります。人様に迷惑をかけてしまったことも色々あります。ですが、やっぱし(無償であれ有償であれ)仕事というのは信用とか責任とかをお金で買う部分が生じるし、それを親に借金(!)とかクラウドファンディングで開催して集金とか・・・。だからこそ、マージンや出展料はきちんと頂きますということなのに・・・。
でも、だからこそ、自分の「夢」を人を巻きこんで叶えようとする前に、その人にはちょっと踏みとどまって再考してほしいかな・・・と個人的には考えたのでした・・・。絵師さん達と万が一変なことになる前に・・・。すいません、(最初にも書きましたが)まだまだ始まる前からこんなこと書いちゃって・・・でも、私としては、色々違和感があったので・・・。
最後にもう一つ。絵師さん達に金銭的な支援がしたいというのであれば、普通に作品を買うかニーズが生じた時に依頼させて頂くというだけでいいと思います・・・。