カテゴリ

2024年8月5日月曜日

『作家と差別語』と、今後の予告

 『作家と差別語』という本をまた読んでいますが、首がもげるほどうなずいています。

作家の特権意識みたいなものには・・・特に・・・です・・・。別に警察に捕まって拷問や処刑されたわけでもないのに、どうしてみんな自分をスーチー氏みたいに見立てることができるのか・・・という疑問は、他のクリエイター関連の情報を見ても感じていたわけで・・・。

基本的に、表現の世界にタブーなんかないというのは神話だと思います。実際にセンシティブな分野に関しては、いたずらに刺激すれば弱者に被害がもたらされるものが必ずどこかにあり、だからこそ「いってはいけない&やってはいけない」ということは少なからず存在するわけです。そこら辺を熟慮せず、創作活動は聖域を涜神してナンボだと思われているフシはありますが、いつも傷つかない立場から、※加害者意識を逆手にとった反権力ごっこに過ぎない光景が(文化とか芸術とかいう美辞麗句で持て囃される領域を中心に)広がっているわけで・・・。

これは私自身への戒めとしても書きましたが、もし時間があれば今日はまたもう1回更新したいな・・・と思っています。関東大震災関係について、ちょろっと意見表明・・・みたいなものを・・・描いたつもりです。100年経ってもいわなきゃいけないことがあるくらいの大惨事をテーマにしたので、足りない口でもやった分、描いておかなければ・・・と・・・。

 

※やった側は、まるで自身をアウンサンスーチー氏みたいに見立てていることがままありますが、 別に拷問を受けたり、(ナチスよろしく)焚書にさせられたわけでもありません。やられた方の被害がさらに拡大する場合がありますが、それに比べれば・・・とも思うわけです・・・。