(一部書き換えました)
『ステイホーム』という児童書ですが、何かネグレクト姉妹の所とか見ると、結構なDQNフォビアがあるな・・・と感じたりします。なんかそれを児童書で・・・とも感じたりしますが・・・。思えば、(私立中学に進学できる程の学力を持つ)るるこちゃんや聖子おばさん、それから母親は相対的な強者だと思うし、なんかやるだけなら何でもありなのか・・・と思います。
こういう所から、灰谷 健次郎氏の短編『しかられなかった子のしかられ方」で子供でも行為の責任を厳しく問う作品も・・・という気もあります。自分も電車の中で、だらしなくガサツなラッパー崩れみたいな人からは距離を置いたことはありますが、それをるるこちゃんが姉妹に殆ど仕打ちみたいな形としてとしてやったことが・・・なんか嫌だなぁと・・・。
東日本大震災やコロナ禍を経て、子供のアイデンティティに寄り添うという児童書は増加の一途を辿っていますが、そこに(さっきの灰谷 健次郎氏の短編と併せて)阿久津真矢的な楔を打ち込む・・・作品も必要とされているのではないかとも・・・。