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2024年7月19日金曜日

マジでムカつくわな・・・

 昨日、こんな記事を見ました。

 自分もつばさ文庫を含め、KADOKAWAの本をよく買っているので、かなりムカついています。ネットが2ch化してきた弊害というか・・・。そこら辺を書くと、かなり差別的に捉えられるリスクが高まるので、これ以上は書きませんが・・・。

で、安倍氏の事件から2年という話で、それに関係した記事を見ましたが、日本が本当の意味での犯罪大国ではないからじゃないか・・・と個人的には感じています。海外と違って銃が容易に入手できるわけじゃないし、派手な銃乱射事件や自爆テロのリスクに晒されているわけじゃないですし。だからこそ「テロ」への耐性は色々な角度で見たらあんまし無いと思います。あったとしても、(地下鉄サリン事件が象徴している)オウムのような極端な事例ぐらいですし・・・。

あの犯人への(常軌を逸したともいえる)過熱報道や向けられる同情、モスク銃撃事件とその犯人においてアーダーン首相やメディアが下した決断は、かなり対照的といえます。

こういう所から、事件の当事者に対してノータッチの知識人が、2次3次情報だけで特異性のある凶悪犯罪に便乗して、(手垢のついたロスジェネ論や反ネオリベに基づく雑なユートピア観で)社会を語るアンソロジー集何かも・・・と感じています。最も、事件の派手さに流されず、中立的なスタンスで被害者遺族や加害者家族、そして関係者などへの丹念な取材を冷静なタッチで書いたノンフィクションの方がそっちより余程優れているのではないか?とはっきり意思表明しておきたいですが、メディアに受けやすいのは前者なんですよね・・・。